代表理事よりご挨拶

一般社団法人 全国フードデリバリー協会 代表理事 井川 智章

代表理事よりごあいさつ

私は宅配・フードデリバリー業界がまだ盛んではない頃からこの業界に20年以上に渡り携わって参りました。

食のあり方が多様化するなか、飲食における流行り廃りのサイクルが非常に早くなっており、ますます競争が激化している昨今ですが、その中でも私は、飲食におけるビジネスにおいて特に宅配・フードデリバリービジネスには大きな可能性を感じており、その需要はますます高まると考えております。

例えば、フランス料理店のシェフの場合はメニューを考案する際は「フランス料理」の領域の中でメニューを考え、ターゲットとなるお客様もフランス料理をお求めになられているお客様に限られてしまいます。

しかし宅配・フードデリバリーの場合は清潔なキッチンさえあればフレンチやイタリアン、和食や中華とメニューに多様性を持たせることが可能なうえ、売上を確保する為の大規模な店舗も、お店のコンセプトに合わせた店内の内装、果てはBGMなども不要です。

通常の飲食店の場合は、開業するとなると少なくとも1千万円程度の資金が掛かると言われていますが、宅配・フードデリバリービジネスは開業準備にあたっての必要経費が驚くほど少なくすむので低予算で開業が可能です。

売上についても上記で述べたように複数のカテゴリーのメニューを扱えるので、安定して売上高を確保することが可能なのがこのビジネスの特徴です。

私はこれまでの経験を活かし多様な可能性をもった宅配・フードデリバリービジネスについて、もっと皆様に知っていただき、この業界に携わるすべての企業様、個人事業主様にさまざまな形で貢献していきたいと考えこの一般社団法人 全国フードデリバリー協会/AFDAを設立いたしました。

皆様とご一緒に、この業界の更なる発展と向上を目指して参りますのでどうぞ
宜しくお願い致します。

2019年(令和元年) 7月1日 
一般社団法人 全国フードデリバリー協会
代表理事 井川 智章 

■経歴

1986年 大阪ヒルトンインターナショナルにオープニングキッチンスタッフとして入社し、調理経験を積む。

1993年 大阪豊中市でレストラン「OKKⅡ」を開業。オーナーシェフとなる。

若くして独立開業したものの、売上や経費等の管理ができず、調理のみの経験でレストラン運営に携わったことで、目標を達成できず結果的に閉店。

メニューを考案したり、調理することが好きでこの業界へ入ったが「好き」だけでは経営は成り立たないことを学ぶ。

その後、マイカルグループ(現イオングループ)のチェーン店のSVやMDという職を経験しフードマネージメントを経験。

1996年 株式会社プレックスの立ち上げに参加。総料理長兼、専務取締役として1号店の立ち上げからセントラルキッチンの立ち上げ、各店舗の商品開発から人材教育、マニュアルの作成等、20年に渡り経営に参画し年商9億円の企業へと成長する一翼を担う。

2019年 宅配・フードデリバリー業界に20年以上携わった経験を生かして業界全体の向上を目的に『一般社団法人 全国フードデリバリー協会/AFDA』を設立し代表理事に就任する。