今だからこそ普段出来ない事をしよう!

緊急事態宣言が発令されてもうすぐ1ヶ月になります。感染者数は若干減少傾向とはいえ、終息の兆しはまだまだ見えず、もうしばらく我慢の日々は続くでしょう。

こういう日々が長く続くと、どうしてもネガティブな感情に支配されがちですが、こんな時だからこそポジティブに、前向きな気持ちを持ち続けたいものです。

我々飲食業界も、時短営業の影響もあって売上げが上がらないと悲観的になるのではなく、今だからこそ普段は忙しくて中々出来ない事をしたり、お店をより良くするためのアクションを起こす時間に使ってみてはいかがでしょうか?

自店を客観的に見つめ直してみる

「あなたのお店の強みは何ですか?」と聞かれたらほとんどの人は「これです」と答えるでしょう。
ですが、あなたの考える強みは本当にお客様に伝わっているでしょうか?もしかしたらただの自己満足にはなってないでしょうか?

例えば、コンビニのローソンのロゴ。何となくイメージ出来ますよね。
ではそのロゴの真ん中に書かれている絵柄が何かすぐに答えられますか?
パッとは答えられませんよね。

どんなに有名で、毎日目にしているような企業のロゴであっても、意外と一般消費者には細部までは伝わっていなかったりします(これはものの例えなので決してローソンを批判しているわけではないですよ汗)。

このことはロゴデザインだけに限った話ではなく、飲食店の販促にも同じことが言えます。
いくら自店の強みをアピールしても実はお客様側には全然伝わっていなかったり、店側が強みと考えていることが、市場の求めるニーズとズレていたなんてことも…

前者の場合は従来の販促方法を見直す必要があるでしょうし、後者の場合は店の方向性そのものを考え直さないといけないかもしれません。

どちらにしろ、普段通りに営業していると日々の業務に追われてお店のことを見つめ直す時間は中々作れないものです。ですのでこの機会にお店の現状を客観視してみるのもいいのではないでしょうか?

情報収集の時間に費やす

あと、折角なら他店のリサーチや情報収集に時間を使ってみるのも良いでしょう。

僕の場合、人気店のサイトやチラシを見て「何でこれがよく売れてるんだろう」「何でこれを頼みたいと思ったんだろう」など、どういう点がウケるポイントなのかと分析しながら見るようにしています。

その際「なんかいいよね」という感覚的な用語は使わないというルールを課すようにすると、自然と売れる商品を見極める力が身に付くのでオススメです。
この力は今後のお店づくりにも大いに活かせるので、ぜひこの機会に実践してみて下さい。

まとめ

お店を見つめ直すことも情報収集も、どちらも店舗運営する上ではとても重要なことですが、お店が忙しいとついつい後回しになってしまいがちです。
よく「ピンチはチャンス」と言いますが、コロナ禍という苦境をあえてチャンスと捉え、お店の飛躍の足掛かりにしてほしいものです。

こんな時だからこそポジティブシンキングで、今出来る事を頑張っていきましょう!

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