美味しいだけじゃダメ!メニュー開発の際押さえておきたいポイント

お店が繁盛するには、魅力的なメニューの開発が必要不可欠ですよね。

しかしフードデリバリーの場合、一般の飲食店で提供するメニューとは異なる、押さえておかなければいけないポイントがいくつかあります。

今回は基礎編として、必要最低限クリアするべきポイントをご紹介します。

①配達時間を考慮

デリバリーの場合、飲食店と違い必ず配達時間がかかりますよね

この配達時間を考慮に入れず、自分の好きなもの・得意なものを作ったとしたら、料理が出来た直後は美味しいかもしれませんが、配達の間に冷めたり、食材に火が入りすぎたりして美味しくなくなってしまいます。

ですのでお客様の手元に届いた時に一番美味しくなるように、調理の仕方などを考える必要があります。

②調理時間の短縮

先程もお伝えしたように、デリバリーはお客様が注文してから口にするまでに配達時間がかかりますので、お客様を出来るだけ待たせないよう、調理時間を短くすることも重要です。

対応エリアの広さにもよりますが、大体配達時間に10~15分ほどかかるので、調理時間にかける時間は5~10分ほどが目安になってきます。

短時間で調理するには食材の下ごしらえやオペレーションが重要なポイントになります。

単に美味しいだけでなく、業務をいかに効率的にこなせるかも合わせて考えるようにしましょう。

③提供の仕方

提供の仕方によってもメニュー開発の幅はぐっと広がります。

例えば麺類をデリバリーで提供するのは難しいと思われがちですが、スープと麺を別の容器に入れることで運びやすく味の劣化を防ぐこともできます。

同じく提供が難しいとされているスープ料理や生ものも、保温効果の高い配達バッグを使えば提供することも可能です。

ただし、生ものは食中毒の危険性もあるので、扱う際は十分注意してください。

最後に

このように、デリバリーのメニュー開発をする際には、料理の美味しさだけでなく、スピードや安全面への配慮も必要で、それらをクリアするためには、食材に関する知識(水分量や栄養成分・特性など)や、調理理論が求められます。

いくら良いメニューでも料理の基礎がしっかりしていないと、お客様へ本当の価値を提供できません。正しい知識を身に付けより魅力的なメニューを発信していきましょう。

全国フードデリバリー協会では、今後フードデリバリーの事業者様やこれから開業予定の方に向けた勉強会やセミナーを実施していきたいと思います。

詳しい情報は当協会にお気軽にお問合せ頂くか、下記HPでも最新情報を更新していきます。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。