本日は、私が考えるフードデリバリーの魅力についてお伝えしたいと思います。
①低コスト
レストランをオープンさせようと思うと、出来るだけ人通りの多い立地の物件を押さえ、店内の内装や外装、料理を提供するための食器、お店によってはお花や調度品で店を装飾したり、店内で流すBGMなども準備する必要があります。
その点デリバリーは、キッチン設備と配達用のバイクは必須ですが、駅前や繁華街に店を出す必要もなければ、内装にお金をかける必要ありません。
レストランの開業資金は少なくとも1,000万円は必要とされますが、デリバリーはその半分くらいでの開業も可能ですので、フードビジネスの中でも非常に参入しやすいジャンルと言えます。
②メニュー展開
例えばイタリア料理店でいきなり中華料理が出てきたらおかしいですよね。
ですがデリバリーの場合は、イタリアン・中華料理・和食etc…複数ジャンルのメニューを扱えます。
以前、狂牛病や鶏インフルエンザなどで、牛丼チェーンや鶏料理を扱うお店が深刻なダメージを受けましたが、複数ジャンルを扱うことで、そうした予測不能な事態に陥った時のリスクヘッジにもなり、安定して売り上げを上げることが出来ます。
③需要の拡大
共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化に加え、高齢者の増加に伴い、外食する機会は年々減ってきていると言われていますが、逆にデリバリー産業は右肩上がりに成長を続けていて、今や2兆円産業と言われています。
またスマホをはじめとしたネットを使った便利なデリバリーサービスが続々登場し、日本におけるフードデリバリー市場はさらなく拡大が予想されています。
この先、競争は激化します!
いくら外食が減っても、やはりみなさん美味しいものが食べたいという事ですね。
今回フードデリバリーの魅力について、一部ではありますがご紹介しました。
ですが、いくら魅力的なビジネスであってもただやみくもに始めただけでは、年々競争が激しくなるこの業界で生き残ることはできません。
料理が美味しいのはもちろんの事、衛生の事や配達のことなど、フードデリバリーの基礎をしっかり身に付けることが必要です。
今後、そんな押さえておきたい基礎知識についてもご紹介していきたいと思います。
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