こんにちは!一般社団法人全国フードデリバリー協会の井川です。
去る8月28日に一般社団法人能率協会主催の「フードケータリングショー」のウェブ説明会に出席させていただきました。
【高まるフードデリバリー市場 現代人の生活に与える豊かさと今後の課題】というテーマでフードデリバリー市場についてお話をしてまいりました。
ZOOMを使用した説明会で平日の15時開始にも関わらず、多くの方々にご視聴いただきました。
ご視聴いただきました皆様、能率協会の関係者の皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
今回は当日、ご視聴いただきました方から頂きましたご質問にお答えさせていただきます。
【質問】自社製品をグルメデリバリーに活用してもらうには、どのようなメニュー提案をすればよいか考える参考に、今後の業界動向が知りたいです。
時短が重要なキーワードとなります。
メニューは、下処理の段階で8割程度仕上がっているもの、注文を頂いてから少ない手順で提供でき、なおかつお店のオリジナリティーがアピールできる商品がよいでしょう。
今後の業界動向は、フードデリバリー専門店に加えレストランもフードデリバリーに参入してきます。店舗が増える分、競争も激しくなります。売上だけに注目せず、安心・安全がより注目されることになるのではないでしょうか。
【質問】withコロナで、今後フードデリバリーにおいて、どのような新しいサービスが生まれてくるのでしょうか。
非接触だからフードデリバリーを選ぶといった考えのお客様も多いはず。
要するに、安全性を求めていることは確かです。
フードデリバリーの店舗においても、キッチンにライブカメラ等でお客様に安全性を伝えるサービスなどもでてくるのではないでしょうか。
【質問】フードデリバリー業界の今後の予測と対応策をお聞きしたい。
フードデリバリーに携わる店舗が増えることは間違いありません。
しかし、特に業界独自のルールがあるわけではないので、食品衛生・公衆衛生・交通安全・接客などについての認識を高める必要があります。
【質問】現在のフードデリバリー を取り巻く事業環境について、ご知見を伺えればと存じます。
お客様が来店しないため、衛生面がおろそかになっているという事もよく耳にします。
また、1つの場所で複数ブランド(バーチャル店舗)を運営する店舗が多くなります。それゆえに、シンプルに短時間で調理出来るもの(冷凍・レトルト食品)を利用している店舗が多いです。
【質問】デリバリー・ゴーストキッチン等の業界動向、それに伴う厨房機器のニーズの変化などがあれば、是非教えて頂きたいと思います。
新規参入が増え競争は激化していきます。美味しくて、安全で、早い商品が求められます。
厨房機器は、真空調理機のニーズが高まるのではと思います。
ジャンルにこだわらず言えることですが、調理時間を圧縮して美味しいものを作る工夫が必要です。
価格は、様々な要素が絡むので一概にはいえません。(最低配達料金や別途送料など)1時間あたり一人のドライバーが3~4件の配達をする計算なので、時間給なども考慮して価格決めをされるとよいと思います。
以上です。
また今後、当日使用した資料をもとにした動画の配信も予定しております。
みなさまのフードデリバリービジネスのお役立ちできれば幸いです。
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