一昔前まではデリバリーといえばピザや寿司のイメージが強く、そのためクリスマスや正月・祭などイベントの時に一気に売り上げが上がると思われがちですが、実はイベントとデリバリーの売上げにはあまり関係がないって知ってましたか?
デリバリーの場合はイベントよりも気候や季節によって大きく売れ方も変わりますし、「え?こんな時に!?」というような意外な時に売れることもよくあります。
そこで、フードデリバリーを始めるならぜひ知っておきたい、売上げが伸びるタイミングや時期をお教えします。
①過酷な天候時ほどよく売れる
例えばものすごく雨が降っている時って外に出たくないですよね。でもおなかはすきますよね。
そう!デリバリーは天候が荒れている方が、売り上げが伸びる傾向にあります。
したがって雨が多い梅雨時期や真夏・真冬、さらに台風の多い9月頃は、一年を通して忙しい時期と言えます。
ただし、よく売れるからと言って、台風や豪雨時に無理して営業を続けるとスタッフを危険に晒すことになりますので、天候情報をよくチェックして危険と思えばすぐに営業を中止するようにしましょう。
②日本代表戦はよく売れる
これはどういう事かというと、最近ならラグビーワールドカップ日本代表の試合があった日は、かなり爆発的に売り上げが伸びました。
世間的に注目の高いスポーツの日本代表の試合の日は、早く家に帰ってスポーツ観戦する人も多く、それに対応するようにデリバリーの売上げも伸びる傾向にあります。
③夜の料理番組放送後に爆発することも
美味しそうな料理の画像を見ると、食事した後でも「美味しそう」「食べたい」って思う事ありますよね。
これと同じ心理で、例えば夜の遅い時間に、たまたまテレビでめちゃくちゃ美味しそうなハンバーグが紹介されると、その後に一気に注文が集中することがあります。
デリバリーは深夜まで営業しているお店も多く、レストランに食べに行くことは出来ないけど、どうしてもハンバーグ食べたくなったからデリバリーで頼んじゃおう、というわけです。
事前に忙しくなりそうな日を知っておくことは実はとても大切
デリバリーで売り上げが伸びるタイミングをご紹介しましたが、ここで注意しないといけないのがスタッフの確保。
シフトは大体2週間前から組むことが多いので、注文が増えそうな日にはシフト外のスタッフに応援に来てもらえるか前もって声かけするなどして、その日に必要な人数のスタッフを配置できるかがとても重要です。
せっかくたくさん注文が入ってもそれをさばけなければ意味がないですし、対応が遅くなると店の評判低下にもつながりかねません。
そういう意味でも、事前に忙しくなりそうな日を知っておくことは実はとても大切なことです。
そこで、普段から天気予報やテレビ欄をチェックしたり、スタッフとコミュニケーションをとるなどして人間関係を構築しておくことをオススメします。
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